GP2はイタリアが最終戦でした。
第1レース8位の吉本君は、日曜午前に行われた最終レースのポールポジションを獲得。 決勝スタートでクラッチがうまくつながらず失速。その後なんとかポジションを挽回して、結局5位。 今年の目標であった優勝はなりませんでしたが、最後のイタリアラウンドはダブル入賞でフィニッシュしました。 今年は、フジ739で放送中のGP2番組でゲスト解説をさせていただいていることもあり、GP2関係者とよく話をするのですが、「ヒロキは勝てる力はある」とみなさん評価は高い。「じゃあテストすれば?」と返すと「ウチにも事情があるからねえ」と言葉を濁すのもみな同じ……。 去年チームメイトだったビソや、今年序盤チームメイトだったグロックはともにisport(フランク・ウイリアムズの息子がチームオーナーのトップチーム)に移籍したとたんに勝っているけど、なにせ吉本選手はこのふたりに1度たりとも負けたことがなかったですから。 ただし、今年は意味不明のギヤボックストラブルなどが多かった。あとチームのエンジニアリング力もダメでしたね。 自動車メーカーが若手育成に励む時代ですが、彼のように自分でなんとか道を切り開いて残っているドライバーは貴重な存在なんですよ。 語学も問題ないし。 ここからステップアップするために当面の課題はスポンサー集めでしょう。 セナだってミハエルだってスポンサー持参でF1デビューのチャンスを手に入れたわけですから、なんとかやりくりしてF1テストのチャンスを掴んで欲しい 風の便りでは、交渉も大詰めだそうな。 なんとかものにしてほしい。 #
by eflog
| 2006-09-18 20:17
あと“3勝”で本当にいなくなってしまうんでしょうか。
いろいろ伏線があったし引退するんだろうなと思っていたけれど、優勝記者会見のミハエルを見ると感傷的になってしまった。 残りレースを「3レース」ではなく「3勝」と語ったミハエル。 わざと言ったのかは分からないけど、まあニクこと言いますよ。 いま勢いはフェラーリ&ミハエルですから本当に残り3レース勝ってもおかしくない。 そんなミハエルにアロンソがどこまで食い下がれるか? マスダンパー廃止→モンツァでのペナルティと、外的要素で流れを奪われたアロンソ。「もうF1はスポーツではない」と発言した気持ちもよく分かる。しかし当のルノーは旧ベネトン時代からいろいろと恩恵を授かってきているのも周知の事実でしょう。 正直「さんざん色々やっているフラビオに言われたくないね」という声もありました……。 ポリティカルな面も持ち合わせているのがF1。 それは十分わかっているけど、アロンソへのペナルティは余計だったと思う。 どう見ても走行妨害してないですから。 あれさえなければもっと感動的なイタリアGPだったのに。 #
by eflog
| 2006-09-18 19:32
まずは先週の話から。
イスタンブールからの帰国便。 ルフトハンザでチェックインしようとしたら、なんとイスタンブールからフランクフルトまでの予約がキャンセルされていたことが発覚!! すったもんだした挙げ句、結局トルコエアの成田直行便を自費購入。 帰国後にルフトハンザが賠償することとなり、ひと安心してモンツァに来てます。 さて、モンツァ。 一番の話題はミハエルの去就について。 ミハエルにとっても近い人と話した雰囲気などからすると、どうやら引退するのではないでしょうか。 ミハエルの決勝レースが終わった時点で(たとえレースが終わっていなくても)フェラーリはプレスリリースを出すようです。 ただしそこに記載されるのは2007年のドライバーラインナップ。 キミ・ライコネン&フェリペ・マッサと書いてあるんでしょう。 午前のセッション開始前、古巣ホンダのガレージを訪れた琢磨。まわりにカメラマンが誰もいなかったので、貴重なショットです。 シーズン中もっとも軽いモンツァの空力パッケージ。各チームいろいろなアイデアが見られます。 午前セッション開始からしばらくして、Tシャツ&デニムパンツ姿でガレージにやってきたミハエル。メカニックひとりひとりと握手。 先週モンツァでテストをした後、さらに空力パッケージを改良したSA06B。まっさきに目についたのがプッシュロッドロッカー上の“耳”。その他、フロントウイング翼端版上やモノコックサイドにカナードが増えてます。 フロアがマークIIとなり、ディフューザーも改良されてますが、この写真ではあまりよく見えませんね。すみません。 午前中1周も走行しなかったミハエルが、午後に満を持してコースイン。 いきなりその時のトップタイムをマーク。順調なようですが、どうもタイヤのエア漏れがあったようで、原因は究明中。 カカです。 午前、午後とアンソニー・デビッドソンのエンジンがブローしたホンダ。 午前中のエンジンは先週モンツァでテストしたスペックで、午後のエンジンはこのレース用に持ってきていた最新バージョン。 これらのエンジンは2007年に投入を予定していたアイデアを盛り込んだエンジンで、最新バージョンはバトン、バリチェロのレース用&スペアの3基持ってきていましたが、急遽アンソニーに搭載したところ壊れてしまった。 ただし、壊れた箇所は仕様変更した箇所ではなく、これまで一度も壊れたところがないところ。 「イレギュラーです」とは中本STD。 バトンとバリチェロがどのエンジンを使うかは、明日までに決めるとのこと。 両ドライバーは今日は1周も走っていないのでもしエンジンを載せ替えたとしてもペナルティは受けません。 今日は亜久里さんの誕生日でした。チーム全員で祝福。 ハッピー46thバースデイ!! ちなみに妻と妹も亜久里さんと同じく今日が誕生日。 ふたりとも誕生日おめでとう!! #
by eflog
| 2006-09-09 04:06
1日遅れでイスタンブールに到着しました。
荷物も無事だったのでひと安心。 木曜日の事前車検でマシンをチェックできなかったので、とりあえずルノーからガレージ順にマシンをチェック。 フェラーリはフリー走行直前までピットストッププラクティス ハンガリーで初優勝を挙げたバトン。今回はどうでしょうか。早く実力で勝ちたいというのがチーム全員の思いです。 そうそう、バリチェロはかならず自分のクルー全員に挨拶をしてからマシンに乗り込みます。 アップデートパーツは他のマシンに換装が可能なので、まずはモンタニー車両でチェック。 信頼性などが確認できれば土曜日から琢磨が使うことに。 インスタレーションを終えて帰ってきたSA06Bを琢磨も興味津々で見入ってます。 今週末BMWザウバーのサードドライバーを務めるセバスチャン・ベッテル。現在ユーロF3に参戦中の小林可夢偉のチームメイト。まだ19歳です。午後のセッションではトップタイムをマークしました。 さて土曜日。 不安な要素があったので、大事をとってエンジンを交換したラルフ。仕上がりがよかっただけに10グリッド降格のペナルティはもったいない。 琢磨車両は予定どおりSA06Bへ。インスタレーション後、マーク・プレストン自ら状態を触診。予選では車体トラブルでダウンフォースを失い失速。 「SA06Bの実力を出せなかったのが残念。でも午前中は良かったのでレースは楽しみ」と琢磨 予選後の整備を終えて車両保管所に向かうマシンたち。 明日の決勝。 予選中にユーズドタイヤで27秒台、新品タイヤで25秒台をマークしたフェラーリが圧勝しそうな気配。ブリヂストンも手応え抜群です。 ミハエルはここ2,3年の間にできたティルケサーキット(イスタンブールと上海)ではついていない。そのジンクスを自ら打ち破ることができるのか #
by eflog
| 2006-08-27 03:56
本当はもうイスタンブールにいるはずだったのに、さっきフランクフルトに着きました。
水曜日の成田発ミュンヘン行きのルフトハンザ便が欠航となり、振り替えられたのが木曜発のフランクフルト経由。 で、いまフランクフルトでトランジット中。 ここからイスタンブールまではトルコ航空。 しかしそのフライトはさっそく20分ディレイの文字……。 まあなるようにしかないでしょう。 たまたまジャーナリストの埴原さんも同じフライトだったので、昨日からずーっと一緒に行動してます。 こういう時は話す相手がいると心強いですね。 #
by eflog
| 2006-08-25 00:23
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